この記事の要点
- Booster T2 は身長約1.4m・重さ約42kg、Unitree H2 は身長1.82m・重さ70kgで、本体の関節はどちらも31軸(脚6軸×2・腕7軸×2・腰3軸・頭2軸)です。
- 開発用 SDK は T2 が全グレード対応、H2 は H2 EDU と H2 Plus が対応で、計算機に Jetson T5000 を積むのは T2 Pro と H2 Plus です。
- ハンド付きの構成で手の作業を研究するなら T2、人と同じくらいの背丈と約3時間の稼働時間を求めるなら H2 が候補です。
目次
01違いの早見表
Booster T2 と Unitree H2 は、本体の関節の数(31軸)と無線(Wi-Fi 6・Bluetooth 5.2)が同じで、大きさ・重さ、計算機、ハンドの選択肢が違います。
| 項目 | Booster T2 | Unitree H2 |
|---|---|---|
| 身長・重さ | 約1.4m・約42kg | 1.82m・70kg |
| 本体の関節 | 31軸(脚6×2・腕7×2・腰3・頭2) | 31軸(脚6×2・腕7×2・腰3・頭2) |
| 可搬重量 | 両腕で最大10kg(腕の姿勢で大きく変わる) | 7kg |
| 稼働時間 | 約2時間(連続歩行) | 約3時間 |
| 計算機 | Education:ARM プロセッサー(375 TOPS)/Pro:NVIDIA Jetson Thor T5000(2070 TFLOPS) | H2・H2 EDU:Intel Core i5(EDU は Core i7 を追加できる)/H2 Plus:Jetson T5000 |
| カメラ | 頭部と腰部のステレオカメラ | 広角の両眼カメラ(H2 Plus は水平140°の両眼カメラ) |
| 開発用 SDK | 全グレード対応 | H2 EDU・H2 Plus が対応(H2 は非対応) |
| ハンド | Education のグリッパー・多指ハンド、Pro P2〜P3-2 | ロボマの商品ページにはなし(メーカー公式ページでは H2 EDU で多指ハンドを選べる) |
| 無線 | Wi-Fi 6・Bluetooth 5.2 | Wi-Fi 6・Bluetooth 5.2 |
| メーカー保証 | 1年 | H2 は8か月、H2 EDU は12か月(公式ページ) |
| 機種 | 価格(税込) | 身長・大きさ | 重さ | 関節の数 | 可搬重量 | 稼働時間 | 開発用 SDK |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Booster T2 Education | ¥6,864,000 | 1.4 m | 42kg | 31軸 | 10kg | 約2時間(連続歩行) | 対応 |
| Booster T2 Pro P1 | ¥8,083,000 | 1.4 m | 42kg | 31軸 | 10kg | 約2時間(連続歩行) | 対応 |
| Booster T2 Pro P3(多指ハンド) | ¥11,854,000 | 1.4 m | 42kg | 43軸 | 10kg | 約2時間(連続歩行) | 対応 |
| Unitree H2 | ¥7,712,000 | 1.82 m | 70kg | 31軸 | 7kg | 約3時間 | 非対応 |
| Unitree H2 EDU | ¥16,759,000 | 1.82 m | 70kg | 31軸 | 7kg | 約3時間 | 対応 |
| Unitree H2 Plus | ¥23,973,000 | 1.82 m | 70kg | 31軸 | 7kg | 約3時間 | 対応 |
Unitree H2 の関節の内訳・保証・無線は、メーカー公式ページの H2・H2 EDU の記載です。
02大きさと搬入
H2 は T2 より約0.4m 背が高く、約28kg 重いため、搬入経路と運ぶ人数の確認がより大切になります。
T2 は約1.4m・約42kg、H2 は1.82m・70kgです。ドア・廊下・エレベーターを通れるか、動かす範囲の床の広さを事前に確かめてください(ロボット購入前に確認すること)。
03可搬重量の比べ方
可搬重量の数値は T2 が両腕で最大10kg、H2 が7kgですが、条件の書き方が違うため、数値だけでは単純に比べられません。
- T2:両腕で持てる最大値が10kgで、腕の姿勢で大きく変わります。T2 Pro は片腕の水平可搬重量が5kgです。
- H2:ロボマの商品データでは7kgです。メーカー公式ページでは腕の最大可搬重量をピーク約15kg・定格約7kgと記載し、使う場面や構成で変わると注記しています。
持たせたい物の重さと持ち方が決まっている場合は、相談フォーム から内容をお知らせください。
04計算機:T2 Pro と H2 Plus
計算機に Jetson T5000 を積んでいるのは、Booster T2 Pro(P1〜P3-2)と Unitree H2 Plus です。
- T2 Education:ARM プロセッサー(AI 計算 375 TOPS)。
- T2 Pro:NVIDIA Jetson Thor T5000(AI 計算 2070 TFLOPS)。
- H2・H2 EDU:Intel Core i5。H2 EDU は Core i7 を追加できます。
- H2 Plus:Jetson T5000。2026年第4四半期に量産予定と報じられている段階のため、お届けの時期はお問い合わせください。
05ハンドと手の作業の研究
ハンド付きの構成を商品ページから選べるのは T2 です。
| グレード | ハンド | 全身の軸数 |
|---|---|---|
| Education グリッパー | グリッパー(型式はお問い合わせ) | 本体31軸+ハンド |
| Education 多指ハンド | 多指ハンド(型式はお問い合わせ) | 本体31軸+ハンド |
| Pro P2 | グリッパー(Inspired Robotics EG2-5CD12-T1) | 33軸 |
| Pro P3 | BrainCo Revo 2(6自由度) | 43軸 |
| Pro P3-1 | Wuji 2 Hand(20自由度) | 71軸 |
| Pro P3-2 | BrainCo Revo3 U21T(21自由度・手全体の触覚センサー) | 73軸 |
T2 Pro の P2〜P3-2 には手首カメラが付きます。H2 はロボマの商品ページにハンド付きの構成がなく、メーカー公式ページでは H2 EDU で多指ハンドを複数の型式から選べると記載されています。H2 にハンドを付けたい場合はお問い合わせください。T2 の各グレードは Booster K1・T2 のグレードの違い、H2 の各グレードは Unitree H2 のグレードの違い で説明しています。
06稼働時間とバッテリー
1回の充電で動ける時間は、T2 が約2時間(連続歩行)、H2 が約3時間です。
- T2:バッテリーは48V・10Ahで、マグネット式の充電口から使いながら充電できます。
- H2:バッテリーは15Ah(0.972kWh)で、素早く着脱できるスマートバッテリーです(メーカー公式ページ)。
07条件ごとの候補
| 条件 | 候補 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 手で物をつかむ作業を研究したい | T2 Pro P2〜P3-2 | グリッパー・多指ハンド・手首カメラ |
| 触覚センサー付きの多指ハンドを使いたい | T2 Pro P3-2 | BrainCo Revo3 U21T |
| どのグレードでも SDK を使いたい | T2 | 全グレード対応 |
| 搬入や運ぶ負担を小さくしたい | T2 | 約42kg |
| 人と同じくらいの背丈で見せたい | H2 | 1.82m |
| 1回の充電で長く動かしたい | H2 | 約3時間 |
| 本体の計算機に Jetson T5000 を使いたい | T2 Pro、H2 Plus | H2 Plus は量産の時期を要確認 |
よくある質問
QT2 と H2 の関節の数は同じですか?
本体はどちらも31軸で、内訳も脚6軸×2・腕7軸×2・腰3軸・頭2軸と同じです。T2 Pro はハンドを付けると全身33〜73軸になります。
QT2 と H2 はどちらが重い物を持てますか?
カタログの値は T2 が両腕で最大10kg(腕の姿勢で大きく変わる)、H2 が7kgです。条件の書き方が違うため、持たせたい物と持ち方を添えてお問い合わせください。
QJetson T5000 を積んだ機種はどれですか?
Booster T2 Pro(P1〜P3-2)と Unitree H2 Plus です。H2 Plus は2026年第4四半期に量産予定と報じられている段階のため、お届けの時期はお問い合わせください。
QT2 と H2 の保証期間はどのくらいですか?
T2 はメーカー保証1年です。H2 はメーカー公式ページの記載で H2 が8か月、H2 EDU が12か月です(2026年10月時点)。当店の保証はメーカー保証の範囲・期間に準じます。
参考資料
この記事について:メーカーの公開資料と当店の商品データをもとに HiroshimAI株式会社 が作成しています。作成には AI を使い、仕様の数値は商品データと参考資料に照らして確認しています。価格は表示時点の税込価格で、商品データから自動で表示しています。




