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更新 2026.10.30・HiroshimAI株式会社

点検・巡回に四足歩行ロボットを使う|可搬重量・LiDAR・通信

設備の点検や敷地の巡回に四足歩行ロボットを使うときの選び方を、段差と坂、積める重さと稼働時間、LiDAR と地図づくり、4G・GPS、雨と気温の順に整理し、Go2 と As2 から候補を示します。

  • Unitree Go2 ProUnitree Go2 Pro
  • Unitree Go2 XUnitree Go2 X
  • Unitree As2 AirUnitree As2 Air
  • Unitree As2 ProUnitree As2 Pro
  • Unitree 4D LiDAR L2Unitree 4D LiDAR L2
  • Go2 バッテリー BT2-06(長時間)Go2 バッテリー BT2-06(長時間)

この記事の要点

  • 点検・巡回に使う四足歩行ロボットは、ルートの段差と坂、積む機材の重さ、1回の巡回の時間、通信、天候の5つで選びます。
  • 可搬重量は Unitree Go2 Pro・X が8kg、As2 Air が10kg、As2 Pro が13kgです。稼働時間の目安は Go2 が約1〜2時間、As2 Pro が約4時間(無負荷)です。
  • Go2 は全グレードに 4D LiDAR L2 を積み、メーカーによると L2 と専用アプリで点群地図を作って経路を指定し、自律移動させられます。
  • 屋外の巡回では、4G を日本で使えるか(技適を含む)と防水の等級を確認します。メーカーの仕様表では As2 Pro が IP54 で、Go2 には防水の等級の記載がありません。
目次+
  1. 01点検・巡回で先に決めること
  2. 02候補の機種
  3. 03歩ける場所:段差と坂
  4. 04積める重さと稼働時間
  5. 05周りを測る:LiDAR と地図づくり
  6. 06通信と位置:4G・GPS
  7. 07雨と気温
  8. 08条件と候補
  9. 09よくある質問
  10. 10参考資料

01点検・巡回で先に決めること

点検・巡回に使う機種は、現場の条件を先に書き出すと絞れます。

  1. 歩くルート:屋内か屋外か、階段・段差・坂の高さと角度。
  2. 積むもの:追加するカメラやセンサーなどの機材の重さ。
  3. 巡回の長さ:1回の巡回にかかる時間と距離、1日の回数。
  4. 通信と位置:Wi-Fi の届く範囲で足りるか、4G・GPS が必要か。
  5. 動かし方:人が遠隔で操作するか、決めた経路を自律移動させるか、自分たちで点検の処理を開発するか。

Go2 と As2 の違いそのものは Unitree As2 と Go2 の違い、Go2 のグレードの違いは Go2 の選び方 で説明しています。

02候補の機種

点検・巡回の候補は、4G・GPS を積む Go2 Pro・X と、積める重さが大きい As2 Air・Pro です。

点検・巡回の候補(可搬重量と稼働時間はカタログ、LiDAR と 4G・GPS はカタログとメーカーの仕様表から)
機種可搬重量稼働時間の目安LiDAR4G・GPS開発
Go2 Pro8kg約1〜2時間4D LiDAR L2ありSDK 非対応
Go2 X8kg約1〜2時間4D LiDAR L2あり二次開発に一部対応
As2 Air10kg約2時間(無負荷)Unitree L2なしSDK 非対応
As2 Pro13kg約4時間(無負荷)産業用の64〜128ライン LiDARありSDK 非対応
点検・巡回の候補(可搬重量と稼働時間はカタログ、LiDAR と 4G・GPS はカタログとメーカーの仕様表から)
点検・巡回の候補(価格は表示時点の税込)
機種価格(税込)重さ可搬重量稼働時間センサー・計算機開発用 SDK
Unitree Go2 Pro¥885,00015kg8kg約1〜2時間4D LiDAR L2、HD広角カメラ、4G/GPS非対応
Unitree Go2 X¥1,279,00015kg8kg約1〜2時間4D LiDAR L2、HD広角カメラ、4G/GPS—
Unitree As2 Air¥999,00020kg10kg約2時間(無負荷)HDカメラ+4D LiDAR(Unitree L2)非対応
Unitree As2 Pro¥1,358,00020kg13kg約4時間(無負荷)HDカメラ+産業用LiDAR(64〜128ライン)、GPS/4G非対応
点検・巡回の候補(価格は表示時点の税込)

SDK に対応した Go2 EDU(稼働時間約2〜4時間・足先力センサー付き)と、産業用の大型の B2(IP67・可搬重量40kg)、中大型の A2(IP56・可搬重量25kg)は、価格お問い合わせの商品です。

03歩ける場所:段差と坂

巡回ルートに階段や坂がある場合は、メーカーが公表している段差と坂の値を確認します。

段差と坂(メーカーの仕様表)
機種段差坂
Go2 Pro・X約16cm40°
As2 Air20cm約30°
As2 Pro25cm約40°
段差と坂(メーカーの仕様表)

値はメーカーの試験条件での目安で、使う場面や構成で変わります。ルートの段の高さと坂の角度を事前に測っておきます。

04積める重さと稼働時間

カメラやセンサーを追加で積むなら、可搬重量と、積んだときに歩ける時間を確認します。

  • Go2 Pro・X:可搬重量8kg、稼働時間は約1〜2時間です。Go2 用のバッテリーには、標準の BT2-05(8000mAh)と長時間の BT2-06(15000mAh)があります。
  • As2 Air:メーカーの仕様表では、10kg を積んで1.5時間以上・約7km歩けます。
  • As2 Pro:メーカーの仕様表では、13kg を積んで2.5時間以上・約13km歩けます。
  • As2 の外部インターフェースは、ギガビット Ethernet・SBUS・バッテリー電源の出力です(メーカーの仕様表)。
  • 充電台:メーカーの仕様表では、Go2 のうち X と EDU が充電台(Charging Pile)に対応しています。

05周りを測る:LiDAR と地図づくり

決まった経路を自律移動させたり、点群で現場を記録したりするなら、LiDAR とその使い方を確認します。

  • Go2:全グレードが 4D LiDAR L2 と HD 広角カメラを積んでいます。メーカーによると、L2 と専用アプリで一定の範囲の点群地図を作り、経路を指定して自律移動させられます。仕様表の注記では、3D LiDAR マッピングなどのモードは Pro・X・EDU の8コア CPU が対応します。
  • Unitree 4D LiDAR L2(単体):360°×96°、30m(反射率90%のとき。10%では15m)、64,000点/秒、IMU内蔵、0.23kg。メーカーは L2 と内蔵の IMU だけで地図を作る手順(POINT-LIO)を公開しており、自作の点検ロボットにも使えます。
  • As2:メーカーの仕様表では、Air が Unitree L2、Pro が産業用の64〜128ライン LiDAR です。

LiDAR・深度カメラ・IMU の違いは ロボットのセンサー(LiDAR・深度カメラ・IMU) で説明しています。

06通信と位置:4G・GPS

Wi-Fi の届かない屋外を巡回するなら、4G・GPS の有無と、日本で使えるかを確認します。

  • Go2 Pro・X は 4G と GPS を積んでいます。メーカーは、中国本土版以外の 4G は欧州の43か国(ウクライナを除く)と一部のアジア地域のみに対応すると注記しています。
  • As2 Pro は GPS と 4G を積み、初期状態では無効で、ユーザーの許可で有効にします(メーカーの仕様表)。
  • 日本国内で 4G 通信が使えるかは、技適の状況を含めてご購入前にお問い合わせください。

屋外での通信と位置の取り方は 屋外ロボットの通信と RTK で説明しています。

07雨と気温

屋外を巡回するなら、防水・防塵の等級と使える気温を確認します。

  • As2 Pro:IP54、動作温度は -20〜50℃です(メーカーの仕様表)。As2 Air は防水の等級の記載がありません。
  • Go2:メーカーの仕様表に防水の等級の記載はありません。
  • B2(価格お問い合わせ):IP67 の防塵防水です。A2(価格お問い合わせ)は IP56 です。

08条件と候補

現場の条件と候補
条件候補見るポイント
4G・GPS 付きでまず試したいGo2 Pro可搬重量8kg・4D LiDAR L2
コントローラー付きで少し開発もしたいGo2 X二次開発に一部対応・充電台に対応
10kg 前後の機材を積みたいAs2 Air可搬重量10kg・段差20cm
屋外で長く歩かせ、雨にも備えたいAs2 Pro可搬重量13kg・約4時間(無負荷)・IP54
点検の処理を自分たちで開発したいGo2 EDU(価格お問い合わせ)SDK 対応
重い機材を運ぶ・粉じんや水のある現場B2(価格お問い合わせ)IP67・可搬重量40kg
現場の条件と候補

ルートと積む機材が決まっていれば、相談フォーム から候補の機種をご提案します。点検・巡回向けの商品は 点検・巡回・運搬向けのロボット にまとめています。

よくある質問

Q四足歩行ロボットは階段を上れますか?+

メーカーの仕様表では、段差は Go2 Pro・X が約16cm、As2 Air が20cm、As2 Pro が25cmです。坂は Go2 Pro・X と As2 Pro が約40°、As2 Air が約30°です。

Q雨の日も巡回できますか?+

メーカーの仕様表では、As2 Pro が IP54 です。Go2 と As2 Air には防水の等級の記載がありません。価格お問い合わせの B2 は IP67 です。

Q日本で 4G は使えますか?+

Go2 の 4G について、メーカーは中国本土版以外は欧州の43か国(ウクライナを除く)と一部のアジア地域のみに対応すると注記しています。日本国内で使えるかは、技適の状況を含めてご購入前にお問い合わせください。

Q決めたルートを自律移動させられますか?+

メーカーによると、Go2 は L2 と専用アプリで一定の範囲の点群地図を作り、経路を指定して自律移動させられます。仕様表の注記では、このモードは Pro・X・EDU の8コア CPU が対応します。

Qカメラなどの機材を追加で積めますか?+

可搬重量は Go2 Pro・X が8kg、As2 Air が10kg、As2 Pro が13kgです。As2 にはギガビット Ethernet・SBUS・バッテリー電源の出力のインターフェースがあります(メーカーの仕様表)。

参考資料

  • Unitree Robotics:Unitree Go2 製品ページ
  • Unitree Robotics:Unitree As2 製品ページ
  • Unitree Robotics:Unitree 4D LiDAR L2 製品ページ
  • Unitree Robotics:Unitree B2 製品ページ

この記事について:メーカーの公開資料と当店の商品データをもとに HiroshimAI株式会社 が作成しています。作成には AI を使い、仕様の数値は商品データと参考資料に照らして確認しています。価格は表示時点の税込価格で、商品データから自動で表示しています。

Contents

  1. 01点検・巡回で先に決めること
  2. 02候補の機種
  3. 03歩ける場所:段差と坂
  4. 04積める重さと稼働時間
  5. 05周りを測る:LiDAR と地図づくり
  6. 06通信と位置:4G・GPS
  7. 07雨と気温
  8. 08条件と候補
  9. 09よくある質問
  10. 10参考資料

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